2017.03.01
話題の腸内フローラを改善!
今、「腸内フローラ」「腸活ダイエット」など、腸の健康に関する話題がTV や新聞、雑誌などでも頻繁に取り上げられ、注⽬が集まっています。
最近の研究では、善⽟菌の中でも働きの悪い菌がいたり、悪⽟菌の中に良い働きをする菌がいたりと、善⽟菌と悪⽟菌を⼀概には分けられなくなってきました。
このような腸内環境研究が進んだのは実は2004年から。遺伝⼦レベルや代謝物質レベルで腸内環境を詳しく調べられるようになり、ダイエットやお肌、⼤腸の疾病はもちろん、アレルギー、糖尿病、がん、⾃閉症など全⾝のさまざまな健康状態にも影響を与えていることが、わかってきました。
腸の中にはおよそ1000種120兆個とも1000兆個ともいわれる細菌が棲んでいます。腸の中をびっしりと、まるでお花畑のように⽣息していることから「腸内フローラ」と呼ばれています。
腸内細菌の種類やバランス、棲む環境は⻑期的に⾷べているものによって決まるという研究が多数ある⼀⽅で、腸内フローラは年齢や⾷習慣でも変化することがわかってきました。
⺟乳を飲んでいる⾚ちゃんのうちはどんな⼈の腸内フローラもビフィズス菌が圧倒的に優勢で、離乳⾷を⾷べ始めると他の微⽣物が増え始め、おそらく10代後半でその⼈のフローラが安定して来ると考えられています。
まだまだこれから解明されることの多い腸内環境について、最新の研究情報も含め、話題を喚起提供し、健康をサポートしていきたいと思います。ぜひ気軽に薬局にお立ち寄りください。
参考文献:class A web info